幼児部の1年
Album

花あそび(年中児)

2026/02/04

年中児の子どもたちは、花道家・珠賓(しゅほう)先生と一緒に園庭へ出て、枝や草花をひとつひとつ丁寧に見つめながら、自分の手で選び取りました。小さな手でハサミを握り、息をのむように集中して枝を切る姿には、自然への敬意とまっすぐな好奇心があふれていました。珠賓先生が持参してくださった花々も加わり、子どもたちは葉の向きを整えたり、枝の長さを考えたり、あえてそのままの形を生かしたりと、自然がもつ美しさと向き合いながら、一輪一輪に心を込めていけていきました。その表情は真剣でありながらどこか誇らしげで、花と対話しているようにも見えました。少し残った草花は部屋にも飾りました。人と花――どちらも“いま”を生きる存在同士が、同じ空間で時間を重ねる。その豊かさを、子どもたちは言葉にしなくても確かに感じ取っていたようです。花と向き合うひとときが、子どもたちの心に静かな感動として刻まれたことが伝わってきました。

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